今回は先日起きた設備トラブルについての記事になります。愛用しているエーハイムクラシックフィルター2213の話です。
掃除中にエーハイムクラシックフィルター2213のスピンドルを折ってしまいました。
定期的にエーハイムクラシックフィルター2213(以下2213)の掃除を行っており今回初めてインペラー部分にも着手してみたところ手を滑らせてインペラー落下、中のスピンドルを破壊してしまいました。
インペラー
羽根車のことで回転することで遠心力をあたえて水を動かす役割をしておりフィルターのとても重要な部品です。羽根車の下の軸はマグネットになっています。
スピンドル
インペラーの中に通してある軸です。インペラーの回転に必要不可欠な部品ですね。エーハイムのスピンドルはセラミックでできており専用のゴムで上下を受けています。
分解、組立を慎重に行いましょう。
スピンドルが折れた直接的な原因は落下させたことですが、インペラー周りの構造を理解していなかったことも原因だと考えらます。構造が理解できていなかったためカバーを外した段階でスピンドルカバーやインペラー、スピンドルが全て一緒にくっついているということに気がつきませんでした。全部組みついた状態のまま掃除をはじめて落下させてしまったのです。慎重に全てのパーツを分解して掃除すれば今回のトラブルは起きなかったでしょう。インペラーがマグネットになっているため軽くは外れません。ゆっくりとまっすぐにスピンドルカバーを上に引っ張るようにして外してください。
抜き出してすぐのカバー、インペラー、スピンドルすべて組みついている状態です。
インペラーを抜きだした2213のヘッド部分。汚れが蓄積していました。
エーハイムクラシックフィルターの構造
フィルターの上がモーターとなっておりそこにインペラーも組みついています。構造としてはスピンドルカバー、インペラーカバー、インペラー、スピンドルという順番になります。
全てを分解するとこのようになります。スピンドルは左下の折れているものです。左上がスピンドルカバー、右上がインペラーカバー、右下がインペラーです。
スピンドルのみ単品で販売されています
ありがたいことにエーハイムからスピンドル単品で販売されています。ちょうどスピンドルを破壊したのが18:00頃でそこからショップに在庫を確認して買いに行くことでその日のうちに修理が完了しました。在庫があって本当に助かりました。
部品を買う時はフィルターにあったものを選びましょう
スピンドルをはじめインペラーなどのパーツは同じエーハイムのクラシックフィルターでも型番によって異なります。購入時は使用しているフィルターに合うものを調べて購入しましょう。エーハイムの公式WEBサイトにパーツの早見表がありますのでこちらで確認するのが一番確実です。またわからない、不安な時はショップのスタッフの方に相談してもいいと思います。2213,2211のように共通のものもあるようです。2213のスピンドル、ラバーはエーハイムコード7433710です。
エーハイムクラシックフィルター2213は使いやすく愛用しているのですぐに修理ができて一安心です。水槽の外でメンテできるのことや景観を損なわない点が素晴らしいです。なかでもろ材付きのセットをオススメします。
以上エーハイムクラシックフィルターのスピンドルを交換した話でした。今回のトラブルで設備のことを把握しておくことの重要さを感じました。同じようなトラブルが起きた時はトラブルシューティングとして参考にしていただけたらと思います。